2013年01月
2013年01月28日
『アインシュタインの妻』間もなく!!(高見)
今年のかもねぎは、まず7月に新作公演を。
私は、その前に、2公演に携わらせていただきます。
1月の多田慶子さんの「ただ、独り」公演と、3月の勝田事務所番外公演。
どちらも短編を書き下ろしました。(正確には、3月の公演はまだ書いている途中。汗!)
1月は『アインシュタインの妻』、3月は『3月のモスラ』という作品が、それぞれ自分なりの「原発」を題材にしたものとなりました。重くなく、重く。
勝田事務所さんには旧作も上演していただくことになり、新作も2本以上(あいまいですね…)あります。こちらは、近日中に、あいまいではなく堂々と宣伝させていただきます。
まずは 本番が迫っている「ただ、独り」公演を、大急ぎで、ご案内いたします。 多田慶子のひとりバラエティ『よせみて』 @六本木ストライプハウス http://striped-house.com/ 1月31日(木)19:30 2月1日(金)19:00 2月2日(土)15:00 料金:一般3000円,高校生以下2500円,ペア5000円 詳細は、以下にアクセスしてください! ○多田慶子のナントカナーレ(ブログ) http://tadahitori.exblog.jp/ チケットのお申し込みは、このブログのコメント欄でも受け付けさせていただきます。 (前日の深夜12までにお願いいたします。)
「ただ、独り」公演 第2弾
ぜひ、ご来場いただけますように!!
2013年01月27日
FB(フェイスブック)にも同じ書き込みをしたのですが・・・
昨日は久々に土曜の囲碁教室でアルバイト。隣では永山裕子画伯の水彩画教室でした。
廊下のガラス窓からのぞくと、永山さんはデモンストレーション中。厳しく真剣な表情で何やら生徒さんたちに説明しながら絵筆を走らせていました。しばらくしてもう一度のぞくと、テーブルに置かれた画用紙に立ったまま絵筆を走らせており、こんどはニマニマしています。ご察しのとおり、写真が、そのときに10秒ほどで描き上げた絵。「捨てちゃう」とおっしゃるので、慌てていただいてきました。
ちなみに、永山さんも一度囲碁教室をのぞきに来られました。目が合って、私がこっそり手を振ると、永山さんは両手をあげて万歳をした状態でしばらく腰を振って、去っていきました。
60人ほどの生徒さんは対局中だったので誰も気がつきませんでしたが、一緒にアルバイト中だった鶴山亜弓ちゃんは口あんぐり。「お知り合いですよね?」と確認されました(笑)。「きれいな方が中を見ているなぁと思ったら、いきなり踊りだしてビックリしました」と亜弓ちゃん。「ダンサーですか?」と聞かれたので、「うん、そう」と答えておきました。
この絵はとても大きく、横幅が45センチもあります。
昨年夏、「かもだる田公演」で、バイオリン演歌師の衣裳を着たワンシーンです。
2013年01月25日
2013年01月23日
●沖縄へ(高見)
囲碁の話です。
1月16日から棋聖戦七番勝負の第一局を観戦するため、沖縄に行ってまいりました。
生まれて初めての沖縄。3泊。とはいえ、ほとんどホテル内でパソコンに向かっており、気がつけば、海も見ていないのでした。
初日、下見の儀式。向かって右側が張栩棋聖。左側が最近「情熱大陸」やNHKの9時のニュースでも取り上げられた話題の人、井山裕太挑戦者です。井山さんは若干23歳。張栩さんが29歳で達成した史上初の五冠を、昨年、5歳も早く達成(史上二人目)。今回は史上初の六冠をかけた七番勝負になります。
その後、張栩さん、関係者の方々とホテル内のレストランで夕飯。あれこれ話がはずんだのですが、コンピュータの話題が興味深かったです。というか、そのときの張栩さんのコメントが。
えっと、少し解説すると……最近、囲碁対戦ソフトが棋力を上げてきており、「9路盤なら、99%コンピュータが有利」とまで言われています。補足すると、「9路盤」というのは、初心者が使うときに便利な小さな碁盤です(正式な対戦は19路盤)。9路盤で強い人どうしが打つ場合は、碁盤が狭いのですぐに接近戦になり、「読み」が必要とされる戦いの碁になりやすい、という側面もあります。
でも、先日、大橋拓文五段らが最新コンピュータソフトと9路盤対戦をして、見事に打ち負かしました。コンピュータの癖を研究して、粉砕したのです。
というわけで、「コンピュータが最近強くなった」という話題になったとき、張栩さんは「でも、人間もなかなか強い」と嬉しそうに笑いました。「99%コンピュータが勝つとしても、人間は、残りの1%の可能性に、100%を投じることができる。だから、99などという数字は何の意味もなさない」。張栩さんは、人間を讃えたのですが、他人事のように「カッコイイ!」と思ったものでした。
対局一日目は、打ちかけとなります。夕刻に、初めてホテルを出て沖縄料理屋にて夕飯。この日は、井山さんと一緒でした。
二日目、もつれにもつれた勝負は、井山さん先勝。
打ち上げの後、武宮正樹九段の解説を聞いていると、高尾紳路九段が「お仕事中、失礼します。井山先生をお連れしました」と解説会に加わってくださいました。井山、高尾、武宮という超豪華解説会となったのですが、すぐに「普通のプロの検討」になってしまい、そうなると、私には宇宙人の言葉ほどにわかりません。四苦八苦しながら、何度も「解説」のレベルに下げていただき、それでも頭はパンクしそうでありました。この解説会は、深夜の1時ごろまで続きました。
翌日、那覇市内での囲碁イベントを取材。棋士たち8名による50面打ちなど、おおいに盛り上がる中、1時間半抜け出して、一人観光。首里城に行ってきました。
観戦記は、読売新聞の朝刊に、2月3日(日)まで掲載されます。